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神戸地裁=神戸市中央区橘通2
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神戸地裁=神戸市中央区橘通2

 兵庫県猪名川町の民家で2019年9月、小学2年の女児=当時(7)=が首などを刺されて死亡した事件で、殺人罪に問われた母親(43)に対する裁判員裁判の初公判が2日、神戸地裁(小倉哲浩裁判長)で開かれた。母親は起訴内容を認め「(娘と)一緒に死にたかったと思う」と泣きながら話し、弁護人は母親が当時、心神喪失状態だったとして無罪を主張した。

 起訴状によると、母親は19年9月8日午前4時ごろ、自宅で娘の腹や首を包丁で刺したり切りつけたりして、失血死させたとされる。

 検察側と弁護側の冒頭陳述によると、母親は「近隣住民や友人から嫌われている」と思い込むなど、19年6月にうつ病と診断された。事件前夜、女児に絵本の読み聞かせをして寝かせた後、眠れなくなり「死にたい」と考えるようになった。包丁を持って約2時間悩んだ後、女児を刺したという。

 検察側は、事件直前まで家事や育児といった日常生活を送り、女児を包丁で刺すことに悩むなど、母親は刑事責任能力がある心神耗弱状態だったと主張。これに対し、弁護人は「幻覚や幻聴の影響で殺害を止められなかった」として同能力がない心神喪失状態と反論した。

 事件当時、母親は腹部から出血して一時入院。母親は兵庫県警に殺人容疑で逮捕され、神戸地検は約4カ月間、刑事責任能力を調べるための鑑定留置を行い、今年1月に起訴した。

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