涼感誘うハンゲショウ 神戸・しあわせの村

2020/07/01 14:05

葉が白くなり、涼感を誘うハンゲショウ=1日午前、神戸市北区しあわせの村

 1日は、夏至から11日目にあたる「半夏生(はんげしょう)」。田植えが一段落する時期とされる。神戸市北区の総合福祉施設「しあわせの村」では、同じ名前の植物「ハンゲショウ」が涼しげな風情を漂わせている。 関連ニュース 全身ピンクのバッタ発見 「幸運の使者」年に数例 “青い”アマガエル発見 神の使い?白ヘビ捕獲 飼育のインコ、あわや餌食に

 ドクダミ科の多年草。葉の一部が白く染まり、半分だけ化粧をしているように見える。兵庫県版レッドデータブックでは、存続基盤が脆弱(ぜいじゃく)な「Cランク」に指定されている。
 同施設では「ふれあいの門」南側などに計約500株が植わる。見頃は今月半ばごろまでという。
 家族で訪れた同市北区の男性(79)は「季節の変わり目を感じられ、ほっとする」と話した。
 しあわせの村TEL078・743・8000
(辰巳直之)

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ