養父市長選 現職・広瀬氏が4選目指し立候補へ
2020/07/02 06:00
広瀬栄氏
任期満了に伴う兵庫県養父市長選(10月11日告示、同18日投開票)に現職の広瀬栄氏(72)が立候補する意向を固め、関係者に伝えたことが1日、分かった。新型コロナウイルス感染拡大で影響を受けた観光業者などへの対策をまとめた後、4期目を目指して8月上旬にも立候補を正式表明する方針。
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広瀬氏は同市出身。会社勤務後、八鹿町(現養父市)に入庁し、建設課長などを務めた。同市発足後は副市長などを経て、2008年の市長選で初当選。国家戦略特区指定を受け、規制緩和を生かして農業や医療分野などの改革を進めている。
政策課題として、次世代の高速通信規格「5G」を活用したまちづくりなどを挙げる。
同市長選ではこれまで、元副市長の西田浩次氏(60)と元副議長の政次悟氏(64)が立候補を表明している。(桑名良典)