熊本の豪雨被災地支援へ 関西広域連合が職員派遣

2020/07/05 16:34

熊本県の豪雨被災地の支援に向けて出発する兵庫県職員(奥)=5日午前、神戸市中央区の兵庫県災害対策センター

 熊本県南部を襲った豪雨の被災地支援に向け、関西広域連合は5日、必要な支援策などの情報を収集するため、同連合で広域防災局を担う兵庫県の職員2人を先遣隊として現地に派遣した。 関連ニュース 寄付者は「キンダイチ」 ミステリーファンが続々支援 横溝作品の故郷・真備町 「学校に逃げよう」裏目に 豪雨で20人犠牲、災害のたび一変する町の教訓 災害時向け「飲めるごはん」好評 1本で水分と栄養

 先遣隊はまず熊本市の熊本県庁に入り、物資の確保状況やボランティアの受け入れ態勢、避難所の運営状況などについて情報を集める。被害の大きい市町にも出向き、1週間程度滞在する予定。
 先遣隊には2016年の熊本地震で被災地支援を経験した職員らが選ばれた。5日午前に兵庫県災害対策センターから出発する際は、県の早金孝防災監が「自ら主体的に情報を把握し、次の支援につながるようにしてほしい」と送り出した。(坂井萌香)

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