兵庫県の新たな感染者は1人 10日連続で感染確認
2020/07/13 21:49
神戸新聞NEXT
兵庫県は13日、兵庫県加東健康福祉事務所管内(北播磨地域)に住む20代女性が、新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染確認は10日連続で、感染者は12日発表分の7人と合わせて累計739人になった。死者数は45人で変わらない。
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県によると、女性は9日に39度台の発熱があり、味覚障害があるが、解熱して軽症。海外渡航歴はなく、大阪や東京への行動歴も確認されていないという。
12日には兵庫県などが20~40代の男女7人の感染を発表。尼崎市在住の30代男性は神戸龍谷中学校・高校(神戸市中央区)の教員で、同校は14日まで臨時休校とする。姫路市で感染が確認された20代の男性会社員3人は同じ会社に勤務し、6日に屋外であった懇親会に参加していたという。
また神戸市は13日、教師や生徒の感染が確認された同市立垂水中学校で、新たに生徒約20人を感染者の濃厚接触者とみなし、PCR検査で感染の有無を確認すると発表した。
一方、尼崎市も13日、同市に住む70代の医療関係者の男性が感染したと発表。兵庫県が計上する感染者ではなく、大阪府が陽性を確認して12日に発表した男性で、大阪府内の医療機関に勤務。同居する3人の感染を同市保健所が調べる。(まとめ・横田良平)