藤井聡太七段が初めて書いた「封じ手」用紙 オークションへ

2020/07/14 05:00

封じ手が入った封筒を立会人の深浦康市九段(右)に手渡す藤井聡太七段。右から2人目は木村一基王位=13日午後、ホテルエミシア札幌

 将棋の木村一基王位(47)に藤井聡太七段(17)が挑戦している第61期王位戦7番勝負(神戸新聞社主催)の第2局が13日午前9時から札幌市のホテルエミシア札幌で指され、午後6時、後手番の藤井が40手目を封じて初日を終えた。 関連ニュース 藤井竜王、姫路巡りを満喫 一日駅長や将棋映画のロケ地訪問、児童と多面指し 永世竜王の資格得た将棋の藤井竜王、姫路城「間近に見ると美しい」 「第5局」の予定地、姫路市が祝賀会 将棋JT杯、藤井六冠が3度目V 決勝で永瀬九段を下す

 日本将棋連盟は、第61期王位戦7番勝負第2局で藤井聡太七段が初めて書いた「封じ手」の用紙を希望者に販売し、売上金をチャリティーに役立てる。
 木村一基王位が、札幌入りした12日に提案し、藤井七段も同意した。封じ手は通常は2通作成するが、今回はチャリティー用に1通増やした。売上金の送り先は、九州を中心とする豪雨被災地などを想定している。
 販売方法はオークションなどを検討しており、近く日本将棋連盟のホームページで発表する。

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