太子町長選告示　現、元職、新人の３人で選挙戦

　任期満了に伴う兵庫県太子町長選が１４日、告示された。元町長の北川嘉明氏（６７）、新人で元町議の福井輝昭氏（６９）、現職の服部千秋氏（６０）＝いずれも無所属＝が立候補し、３人による選挙戦が確定した。１９日に投開票される。 関連ニュース ＜生老病支＞がん治療による脱毛　患者会、布製のケア帽子作製　太子拠点「少しでも悩み軽く」 全国のお城ファン集まれ！ 9月中旬「エキスポ」、姫路で初開催　世界遺産登録30年記念 琵琶の弾き語り、情感豊かに80人魅了　大藪旭晶さん「耳なし芳一」など4作披露　佐用

　太子町は「平成の大合併」で単独町制を選び、同県姫路市などのベッドタウンとして人口増を続けてきた。ただ、近年は緩やかな減少局面にあり、子育て環境の充実や町の活力創出が課題となっている。
　北川氏は学校園の給食費無料化や町南部に近いＪＲ網干駅の利便性向上を訴え、福井氏は子育て担当部署の一本化や、道の駅整備による観光活性化を主張。服部氏は聖徳太子没後１４００年のＰＲや老朽化施設の改修を公約に掲げる。（直江　純）