小6女児いじめ訴訟 同級生側争う姿勢 地裁尼崎支部

2020/07/14 21:55

神戸地方裁判所尼崎支部の外観=尼崎市水堂町3

 同級生からのいじめが原因で不登校になったとして、兵庫県尼崎市立小学校6年生(当時)の女児が、同級生の両親に約490万円の慰謝料などを求めた訴訟の第1回口頭弁論が14日、神戸地裁尼崎支部(西田隆裕裁判長)であった。同級生側は「訴状の内容は事実を誇張しており、違法行為にはあたらない」などとし、請求棄却を求めて全面的に争う姿勢を示した。 関連ニュース 著名人かたるSNS広告の投資詐欺 神戸市などの被害者4人が米メタの日本法人を提訴 神戸地裁 追突事故を起こしたら「保険の等級」「ゴールド免許」はどうなる? 「物損」か「人身」かで大きく変わる処分・賠償責任 陸上・県郡市区対抗 北摂三田高の斎藤、女子高校生以上300mで大会新V 大会記録続々と

 訴状によると、女児は2016年秋から17年4月ごろまでの間、同じ組だった同級生から殴られたり、髪を引っ張られたりといった暴力を受けるなどし、いじめが理由で不登校になったとしている。

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