部下の暴行を報告せず 別の暴行事案で発覚、自衛隊員を懲戒処分
2020/07/27 11:53
神戸新聞NEXT
陸上自衛隊千僧駐屯地(兵庫県伊丹市)は27日、部下隊員による暴行事案を上司に報告しなかったとして、第3師団司令部の3等陸佐の40代男性を減給2カ月(5分の1)の懲戒処分にしたと発表した。
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同駐屯地によると2017年12月5日、部下隊員が先輩隊員を暴行する事案が発生したが、3等陸佐は上司への報告を怠ったとされる。事案の詳細は明らかにしていない。
18年1月に別の暴行事案があり報告を怠っていたことが発覚したという。3等陸佐は「けがはなく、再発防止策をしたため報告する必要はないと思っていた」と説明したという。