「お金惜しかった」漫画1冊万引の刑事部門の巡査を処分

2020/07/29 19:53

兵庫県警察本部=神戸市中央区

 書店で漫画本を万引したとして、兵庫県警が東播方面の署の刑事部門で勤務する20代の男性巡査を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にしていたことが29日、神戸新聞社の情報公開請求で分かった。 関連ニュース 「盛り上がってしまって…」当直中署内で性行為 女性巡査が不倫相手と 長すぎるお昼休み 職員7人を懲戒処分 女性警官、休みはデリヘル勤務

 県警によると、男性巡査は5月30日午前11時半ごろ、神戸市の書店を訪れ、漫画本を購入。店外に出た後、かばんからレジを通していない漫画本1冊を取り出したため、警備員が声を掛けたところ、万引を認めたという。
 処分は6月26日付。県警は同日、巡査を窃盗容疑で書類送検した。巡査は調べに「お金が惜しかった」と話したといい、同日付で辞職した。

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