県立西宮病院の看護師が新型コロナ感染

2020/07/30 19:14

 兵庫県立西宮病院(西宮市)は30日、所属する同県伊丹市の20代女性看護師が新型コロナウイルスに感染したと発表した。29日に感染が発表された職員2人とは別の病棟に勤務しており、症状は軽症という。 関連ニュース コロナ禍税収減に危機感 県庁舎再整備は推進 井戸知事任期残り1年 姫路市で新たに女性3人が感染 新型コロナ、累計70人に 尼崎市で男女5人の新型コロナ感染確認

 女性看護師は22日から鼻づまりや嗅覚障害があった。28日に耳鼻科を受診したが、嗅覚や味覚の症状は改善されなかったため、29日に抗原検査を行い陽性が確定した。
 同病院によると、女性看護師は勤務中、マスクを常時着用し、必要に応じて手袋やアイシールドを着けていたという。やや長めの接触があった職員についてはPCR検査を実施し、30日に陰性が確認されている。関係箇所の消毒作業は済んでおり、入院・外来診療は今後も通常通り行うという。

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