新型コロナ対策、三宮再整備など支援を 神戸市、与党国会議員に要望

2020/07/30 19:25

国の2021年度予算編成に対する神戸市の要望を説明する久元喜造市長=東京都千代田区

 神戸市は30日、東京・永田町で同市関係の与党国会議員向けに、国の2021年度の予算編成に対する要望の中身を説明した。 関連ニュース 神戸で新たに18人の新型コロナ感染確認 姫路市で新たに女性3人が感染 新型コロナ、累計70人に 尼崎市で男女5人の新型コロナ感染確認

 要望は98項目で、新型コロナウイルス感染症対策として「地方創生臨時交付金」の増額や検査、医療体制の整備に対する支援などを挙げた。このほか、神戸港の機能強化、神戸空港の発着枠拡大や運用時間のさらなる延長なども含まれている。
 久元喜造市長は、新型コロナ対策に全力で取り組む考えを示すとともに、大阪湾岸道路(阪神高速湾岸線)西伸部の事業促進や三宮再整備について「震災から25年の間で取り組むことができなかったプロジェクトがようやく動き始めた。予定通り進めていきたい」と表明した。(今福寛子)

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