兵庫県内の新型コロナ感染 5日連続30人以上 稲美町でクラスター発生

2020/08/01 21:29

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 兵庫県内では1日、新たに32人の新型コロナウイルス感染が判明した。5日連続で30人を超え、累計患者は1252人になった。但馬地域で初の感染が確認され、県は同日までに10人の感染が確認された稲美町の事業所でクラスター(感染者集団)が発生したと認定した。 関連ニュース 歳入、歳出とも最大に 明石市20年度決算見込み 移転の加古川図書館10月開館 Wi-Fi導入、コンセント付き102席整備 神戸刑務所のクラスター、感染者19人に 受刑者3人の感染確認

 県所管分の感染確認は7人。但馬地域の感染者は県朝来健康福祉事務所管内(養父市、朝来市)の60代男性で26日に発熱し、軽症という。感染経路は調査中。
 稲美町の事業所関連では、県が明石市に住む20代の男性従業員の感染を新たに確認した。同僚5人で7月中旬に大阪・難波のクラブを訪れており、この中から複数の感染者が出ている。
 また、県立ピッコロ劇団(尼崎市)は1日、団員1人の感染を発表した。尼崎市が発表した20代男性で、7月27日に発熱した。
 神戸市は10歳未満~50代の男女12人の感染を発表した。姫路市は20~70代の男女3人の陽性を確認。70代の女性会社員は肺炎の症状が出て、県内の感染症指定医療機関に入院している。
 尼崎市は7人で、20代と50代の男女。いずれも軽症で、5人が20代だった。西宮市は20~70代の男女3人。全員軽症という。(まとめ・上杉順子)
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