祖父母を描いた作品募集 4、5歳児と小中学生が対象 多可町

2020/08/05 22:33

 「敬老の日発祥のまち」をうたう兵庫県多可町は、4、5歳児と小中学生を対象とした「第31回全国おじいちゃんおばあちゃん子ども絵画展」(神戸新聞社後援)の作品を募集している。9月9日必着で、同20~22日に同町内で全応募作を展示する。 関連ニュース 丹波国際映画祭 グランプリに、手話を守る闘い描いた「ヒゲの校長」 谷監督、当事者起用し表現追求 西紀SAに高校生が考えた「色彩まごころ定食」 黒豆ご飯やとりの照り焼きなど9品、見た目も多彩 ムギチョコロールとスコーン、朝食にもっと特産大麦を 県農生が麦茶の風味生かした2品開発

 同町の旧野間谷村が1947年、9月15日を「としよりの日」としたことが端緒となって、国民の祝日「敬老の日」の制定につながった。絵画展は、制作を通じて祖父母らとの交流を深め、高齢者を敬う心を広げようと、90年から開催している。
 四つ切りの画用紙に、水彩絵の具やクレヨン、はり絵などで祖父母の姿を自由に描く。作品に文字は入れない。特別賞に22点を選び、盾や図書カードを贈呈。10点の秀作賞には賞状と図書カード、入選50点に賞状が贈られる。
 町ホームページなどから応募票を取り出し、題名や名前、学校園名を記入し、作品に貼って送る。多可町こども未来課TEL0795・32・2385
(長嶺麻子)

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