西宮市職員らの感染確認 市民と接触機会なし

2020/08/09 16:19

西宮市役所=西宮市六湛寺町

 兵庫県西宮市は9日、同市上下水道局職員の30代男性=同市在住=と、市外に住む60代女性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。ともに軽症。市の上下水道業務に影響はないという。 関連ニュース 過去最多に並ぶ23人が新規感染 神戸市、10歳未満の男児4人ら 明石市の40代女性が感染 同市確認は43人目 放課後等デイサービスでクラスター発生 神戸市

 同市によると、同市職員の男性は1日に38度台の発熱と倦怠感があり、4日に市内の医療機関を受診。症状はいったん落ち着いたが、6日ににおいや味が感じられなくなり再度受診したところ、8日にPCR検査で陽性が確定した。発熱した1日以降は5日午後のみ出勤し、別室で勤務した。
 男性の業務は庁内での事務作業が中心で、市民と接する機会はないという。男性は7月下旬に別の課の職員3人と会食しており、市は3人を濃厚接触者と認定して自宅待機を指示した。
 60代女性は8月6日に発熱し、8日に市内の医療機関で抗原検査を受け、陽性が確定した。
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