尼崎市立高校の2教員が感染 新型コロナ、共に市外在住

2020/08/14 20:50

国立感染症研究所で分離された新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真像(同研究所提供)

 兵庫県尼崎市教育委員会は14日、市立高校に勤務する50代の男性教員=大阪府在住=と50代の女性教員=神戸市在住=が新型コロナウイルスに感染したと発表した。 関連ニュース 宝塚歌劇団が休演を延長 クラスター発生の影響 花組公演「はいからさんが通る」 西宮で男性3人の新型コロナ感染発表 公務員も 神戸の繁華街で初のクラスター 新型コロナ

 市教委によると、50代女性は市立尼崎双星高校勤務で、同校の教員では2人目。7日からのどの痛みがあり、9日に味覚と嗅覚異常も発症。13日に陽性が確定した。7日に感染が発表された同校の50代の男性教員とは接触がなかったという。
 一方、50代男性は市立尼崎高校の教員で、同校では初めての感染者となる。11日に37・6度の発熱や頭痛を訴え、14日にPCR検査で陽性が判明した。
 2人の濃厚接触者は確認されていないという。両校は23日まで夏休み期間だが、尼崎双星高は既に部活動などを中止している。市尼崎高は、15日から補習や部活動を予定通り再開するという。(風斗雅博)

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