早朝の住宅街にクマ 散歩中の女性が通報 川西

2020/08/19 10:37

兵庫県警川西署=川西市丸の内町

 19日午前5時20分ごろ、兵庫県川西市大和東の市道で、クマが歩いているのを散歩中の女性(61)が目撃し、近くの交番に届けた。同県警川西署によると体長約1メートル。現場は住宅街で、約200メートル南側には市立牧の台小学校があり、同校は登校している児童に、クマを見つけても近寄らないよう呼び掛ける。 関連ニュース 【写真】住宅地で周りの様子をうかがうツキノワグマの子グマ 【写真】兵庫県内で目撃された2頭のツキノワグマ 【写真】但馬地域で目撃されたクマ。子グマとみられる

 県森林動物研究センター(丹波市)によると、夏の後半はツキノワグマの繁殖期に当たり、オスがメスを追って広範囲に移動する。同センターは、餌になる食べ物を屋外に放置しないよう住民に求めている。
 兵庫県内では8月、但馬地方の他、西脇市、宍粟市、神河町などでもクマの目撃が相次いでいる。川西市では2017年8、9月にもクマが目撃された。

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