厳しい暑さの中、リンゴ色づく 23日は「処暑」

2020/08/22 21:11

山あいで早くも食べ頃を迎えたリンゴ=宍粟市波賀町原

 兵庫県内は22日も厳しい暑さが続き、神戸や姫路、洲本などで最高気温が35度以上の猛暑日を記録した。宍粟市波賀町の「原観光りんご園」は同日、営業を始め、山の斜面で色づいたリンゴが来園者を出迎えた。23日は残暑が和らぐとされる二十四節気の「処暑」。 関連ニュース しめにラーメン?いやいや、スイーツでしょ 札幌発「〆パフェ」ブーム、関西にも 3密避けて、3蜜かけて「ふわふわカキ氷」 「削りいちご」味わって 凍らせた実、香り豊かな涼感

 同園は約40年前、寒暖差がある山地の気候を利用してリンゴ栽培を開始。現在は3・6ヘクタールで計17品種1300本を育てている。
 今年は7月の日照不足が8月に改善され、最初に収穫期を迎える「つがる」は例年より色づきがいいという。家族で訪れた同県高砂市の男性(35)は「猛暑で子どもの外出が減った。ここは街より涼しく安心できる」と笑顔だった。
 リンゴ狩りは11月まで。料金(120分食べ放題)は大人600円。小学生以下350円(3歳以下無料)。原観光りんご園TEL0790・75・3600
(小林良多)

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