兵庫県内で28人感染 警戒レベル「増加期」に引き下げ 新型コロナ
2020/08/26 22:59
神戸新聞NEXT
兵庫県は26日、新たに28人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。累計患者数は2187人。死者は1人増え、50人になった。1週間平均の新規感染者は27人になり、県は感染症の警戒レベルを、感染「拡大期1」から「増加期」に引き下げるが、対応策は当面、現状を維持する。
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28人のうち、60代以上が10人。県の担当者は「感染者数は減少傾向にあるが、警戒を緩める段階ではない」としている。
神戸市は、感染者として発表していた60代男性について、その後PCR検査で陰性が確認され、届け出が取り下げられたと発表した。男性は抗原検査を市内の医療機関で受けて判定が保留されていたが、担当医師が感染の疑いがあると判断し、届け出ていたという。
西宮市は、亡くなった80代女性はクラスター(感染者集団)が発生している介護施設「神港園レインボー西宮」の入所者と発表した。(まとめ・井上 駿)
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