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9月末で閉館される「神戸市水の科学博物館」=神戸市兵庫区楠谷町
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9月末で閉館される「神戸市水の科学博物館」=神戸市兵庫区楠谷町

 水の性質や水道の仕組みを学べる「神戸市水の科学博物館」(同市兵庫区)が9月末で閉館することが分かった。体験型の展示が多い上、建物の構造から見学者同士の距離の確保や換気が十分にできず、市が新型コロナウイルスの感染防止が難しいと判断したためという。建物は国の登録有形文化財になっており、市は別の用途での活用を検討する。

 同館は1989年、市の水道事業の広報拠点として開館。大正時代に建てられた奥平野浄水場の急速ろ過場上屋を保存活用し、市の景観形成重要建築物にも指定されている。設計者は明治・大正期に活躍した建築家で、旧居留地の海岸ビルなどを設計した河合浩蔵。

 かつては市直営だったが、2012年度に指定管理者制度を導入。20年度は市水道サービス公社が指定管理者となっている。コロナの感染拡大後は、前庭や芝生広場などの屋外部分を除いて建物内の見学を休止。小学生の夏休み期間中だけ事前予約制で一部開館したが、8月中旬から再び屋外のみとした。6~8月の来館者は682人(前年同期は約1万7千人)だった。

 23日の市会常任委員会で、市水道局幹部が「水道事業の広報拠点として使い続けるのは財政的にも構造的にも難しい」と説明。歴史的な建物については「民間事業者の知恵も入れながら(別の用途で)有効活用できるようにしたい」とした。(石沢菜々子)

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