台風接近直前、虹に包まれた神戸 淡路島から撮影

2020/09/07 18:45

虹に包まれる神戸の街=6日午後2時55分、淡路市の淡路SAから

 九州を中心に人的被害や土砂災害を引き起こした台風10号。兵庫県内も激しい風雨などに見舞われたが、台風接近直前の6日午後、港街・神戸が虹に包まれ、幻想的な光景が見られた。 関連ニュース あの雲何に見えた? リアル「火の鳥」反響ぞくぞく 年に2回だけ出現 夕焼け空にパンダ “360度の虹”現れる 兵庫・城崎温泉

 気付いたのは同日午後3時前、台風取材のため神戸から車で神戸淡路鳴門自動車道を走り、明石海峡大橋を渡った直後。淡路島から神戸の方に目をやると、どんよりとした雲がかかっていたが、海面近くでは虹が明るく街を包み、輝いているように見えた。この光景が見えたのは、時間にして5分。サービスエリアで車を降り、慌ててシャッターを切ったが、とらえることができたのは、この1枚だけだった。
 本紙映像写真部のツイッターに投稿したところ「言葉にならない美しさ」「なんと神秘的な」などとリツイートが相次ぎ、予想以上の反響があった。
 台風10号は8日午前には温帯低気圧に変わる見込みという。(吉田敦史)

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