神戸市の路線バス運転手2人が感染 新型コロナ、運転中はマスクを着用

2020/09/16 17:42

神戸市役所=神戸市中央区

 神戸市は16日、公表済みの新型コロナウイルス感染者のうち、30代と50代の男性が同市バス落合営業所(須磨区)に勤務する路線バス運転手だったと明らかにした。 関連ニュース コロナ陽性とうそ、小学校休校に 大学生「教育実習早く終えたく」 「マウスシールドはマスクの代わりにならない」新型コロナ感染予防で神戸市健康局 感染経路不明は「逃げ口上」「感染源はきっと大阪」 減らない感染者に、知事が指摘

 市によると、30代は11日まで、50代は12日まで乗務していた。運転席はビニールシートの仕切りがある上、運転中はマスクを着用し、換気も行っていたことから乗客への感染リスクは低いという。ダイヤなどの変更は予定していない。
 営業所内でのクラスター(感染者集団)は確認されておらず、2人は同じタイミングで市中感染した可能性が高いという。
 市は落合営業所と同営業所の全車両を消毒。50代男性の濃厚接触者に当たる営業所内の2人にPCR検査を実施する。
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