西村経済再生担当相、神戸市長と面会 コロナ対策で意見交換
2020/09/26 19:55
新型コロナウイルス対策について語る西村康稔経済再生担当相=26日午後、神戸市役所
西村康稔経済再生担当相は26日、神戸市の久元喜造市長と市役所で面会し、新型コロナウイルス対策などについて意見を交わした。
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神戸市西区の市立小学校では9月、児童ら27人のクラスター(感染者集団)が発生。市は児童ら334人にPCR検査を実施した。西村氏はこうした市の対応について話を聞いた。
面会後、西村氏は市の対応を評価し、「クラスターの発生時に大事なことは検査を幅広く行うこと。濃厚接触者を特定しながら行えば、全国の事例を見てもその範囲で封じ込めができている」と述べた。
また政府の観光支援事業「Go To トラベル」などに触れ、「感染防止策を徹底してもらいながら、経済活動との両立を図ることが大事」と繰り返した。
西村氏は同日、同市中央区の川崎重工業神戸工場も訪れ、水素を運ぶ世界初の「液化水素運搬船」の建造現場を視察した。(紺野大樹)