兵庫で新たに１０人感染　加東・社中が臨時休校に

　兵庫県は２８日、３０～９０代の男女１０人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。累計患者数は２６８４人になった。県が発表した１０人とは別に、加東市は市立社中学校に通う男子生徒の感染が判明したとして、２９日から３日間、同校を臨時休校にすると発表した。男子生徒は軽症のもよう。生徒と教師約１５０人がＰＣＲ検査を受ける。 関連ニュース 神戸市で４人感染　２８日　新型コロナ 新型コロナ　尼崎で感染の男性、症状悪化で重症　２８日 修学旅行の宿泊、兵庫県内８市断念　新型コロナの感染リスク回避

　県が発表した１０人は自治体別に、神戸市＝４人▽姫路市＝２人▽尼崎市＝１人▽県所管分＝３人。
　尼崎市の５０代男性は肺炎とみられる症状があり、集中治療室での処置が必要な状況で重症という。姫路市の６０代男性２人は中等症。
　県所管分のうち、龍野健康福祉事務所管内（宍粟市、たつの市、太子町、佐用町）の６０代男性と７０代女性は、県が既に公表した陽性者の濃厚接触者という。
　一方、明石市は、市内で公演中に集団感染が分かった大衆演劇劇団員の１人で、１０歳未満の女児が通う小学校について、児童と教諭ら計１０８人に行ったＰＣＲ検査の結果、全員が陰性だったと明らかにした。（まとめ・大島光貴）
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