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日常的なスキンケア動作を再現してもらい、データ分析した研究のイメージ(花王提供)
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日常的なスキンケア動作を再現してもらい、データ分析した研究のイメージ(花王提供)

 ゆっくりとしたスキンケアの動作が、心の落ち着きや皮膚の張りに良い影響を与える可能性があることを、化粧品メーカー「花王」と神戸大大学院システム情報学研究科の上原邦昭名誉教授がこのほど、学会で発表した。乳液などをゆっくりと塗る方が、副交感神経が高まり、リラックスするという。

 スキンケアの動作は心を落ち着ける効果もあることが知られているものの、一人一人異なる動作がどのように影響するか、客観的に評価するような分析はされていなかった。

 研究班は、スポーツ選手らの体の動きを3次元で解析できる「光学式モーションキャプチャー」という手法に着目。30~40代の女性計39人に日常のスキンケア動作を再現してもらい、副交感神経の高まり具合を計測する実験などをした。

 その結果、ゆっくりした手の動きが多い人ほど、スキンケア前よりリラックスしている傾向があることが判明。また、乳液などを手のひらで軽く顔に押しつけ浸透させる「ハンドプレス」をよくする人ほど緊張の度合いが低下している可能性が高いことも分かった。一方、相対的に皮膚に張りがない人は、スキンケア時の手の動きが被験者の平均より速い人が多かった。

 花王の研究担当者は「スキンケアは習慣的なものとして捉える人も多いが、動作の仕方一つで日々の生活や肌が変わりうるということが分かった。今後も研究を続け、最適なケアを提案していきたい」と話している。(霍見真一郎)

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