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柔道部員2人に対する体罰が行われた武道場=13日午後、宝塚市長尾町、宝塚市立長尾中学校(撮影・村上貴浩)
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柔道部員2人に対する体罰が行われた武道場=13日午後、宝塚市長尾町、宝塚市立長尾中学校(撮影・村上貴浩)
教師の生徒に対する体罰があったとして謝罪する田中誠・長尾中学校校長(右)と森恵実子教育長(右から2人目)=13日午前、宝塚市役所(撮影・村上貴浩)
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教師の生徒に対する体罰があったとして謝罪する田中誠・長尾中学校校長(右)と森恵実子教育長(右から2人目)=13日午前、宝塚市役所(撮影・村上貴浩)

 兵庫県宝塚市立長尾中学校で、柔道部顧問で同校教諭の男(50)=傷害容疑で逮捕=が1年生の男子部員2人に柔道技で重軽傷を負わせた事件で、教諭の男が過去に体罰により3度の懲戒・訓告処分を受けた際、部活動の指導を継続していたことが16日、同市教育委員会への取材で分かった。また処分後、教諭の男に研修などを課した記録が残っていないことも明らかになった。

 部活動の指導を巡るトラブルが多発する中、体罰をした教員を処分するだけでなく、再発防止のための取り組みが問われそうだ。

 教諭の男が過去に3度体罰をしたのは、いずれも前任の中学在籍時。2011年11月に柔道部の部活中に生徒を平手打ちし、12年11月には部活外で生徒を押し倒すなどして口内裂傷などのけがを負わせた。13年6月には部活外で生徒に頭突きをして鼻骨骨折させた。

 一方、3度目の体罰があった前月の13年5月ごろ、県教育委員会は市教委に対し「部活動の指導で」との前提で「懲戒処分を受けた教員には当該部活動の指導を行わせない」とする通知を出していた。教諭の男は3度目の体罰で減給の懲戒処分を受けたが、体罰が部活外で行われたことなどから、部活指導から外されなかったとみられる。

 また、市教委は今回の事件後の13日の会見で「3回の処分を受け(怒りを制御する)アンガーマネジメントの研修を受けたと顧問(教諭の男)から聞いた」と説明したが、リポートなどの記録は残っておらず、時期や内容を把握できていないことも判明。当時、体罰を毎年振るい、生徒のけがも年々ひどくなったが、学校管理職との面談を通して指導しただけで、その記録も残っていないという。

 市教委は、処分者に対する研修や部活指導への復帰の在り方を検証するとしている。(大盛周平)

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