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兵庫県庁3号館=神戸市中央区下山手通5
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兵庫県庁3号館=神戸市中央区下山手通5

 兵庫県教育委員会によると、学校現場の体罰は年々減少しているが、厳罰化に伴い処分件数は増加している。

 体罰は2012年、大阪市立桜宮高校の男子生徒が体罰を受けて自殺したことで社会問題化。県教委が管轄する県内小中高、特別支援学校(神戸市を除く)の体罰認知件数は同年度が126件だったが、19年度は24件まで減った。

 一方で、体罰を繰り返すなど悪質なケースもあり、県教委は昨年3月に体罰に関する処分を厳罰化。子どもにけがを負わせたり不登校になったりした場合などは、より厳重な処分を課すとして、県立学校や市町教委に通知した。

 厳罰化によって処分件数は増加。県教委管内では12年度は5件だったが、昨年度は3倍の15件になった。

 教員養成にも携わる関西学院大教育学部の冨江英俊教授(50)=教育社会学=は「体罰は教師個人の資質だけでなく、構造的な問題が多い」と指摘する。強いチームを率いる部活動顧問や生徒指導を担当する教諭など、校内で力のある教諭が体罰に関わるケースが多いといい、「学校組織として、部活動を把握する必要がある」と話す。

 また、部活動の様子を保護者や地域の人に定期的に公開することで、「外部からの目が届きやすく、抑止になるのでは」と提言する。(斉藤絵美)

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