「姫路お城の女王」任期を1年延長 コロナ禍で活動できず

2020/10/07 18:29

第53代「姫路お城の女王」の(左から)圓尾萌さん、竹内瞳さん、茂末彩楓さん

 兵庫・姫路の魅力を広く発信する「姫路お城の女王」の任期が、1年間延長されることになった。新型コロナウイルスに伴うイベントの中止などで、十分に活動できていないのが理由。事業を主催する姫路お城まつり奉賛会が7日、発表した。 関連ニュース 3密避け夜景スポット人気 「掬星台」に車殺到、苦情相次ぐ コロナも追い風「こんな時こそ、環境に優しく」 広がる、飲食店へのマイ容器持参 野菜スープにコロナを防ぐ効果? ノーベル賞有力候補の世界的研究者が語る

 お城の女王は3人。例年5月の「姫路お城まつり」を皮切りに、1年間にわたって各種イベントに出演したり、県内外の自治体を訪問したりする。
 ただ、今年はデビューの場となる同まつりが中止に。今期の3人は6月に旧メンバーから引き継ぎを受けたものの、活躍の機会がほとんどなかった。このため、2022年のお城まつりまで任期の延長を決定。次期女王の募集は21年12月ごろを予定している。(井沢泰斗)

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