マッサージ店でクラスター発生　新型コロナ　姫路

　兵庫県姫路市は８日、市内で２０～８０代の男女１１人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。うち８人は、５日に感染確認された７０代男性が経営するマッサージ店「田中マッサージ院駅前キャスパ店」（同市西駅前町）の従業員や客で、市はクラスター（感染者集団）が発生したと認定した。 関連ニュース 「公のため」忠臣蔵も震災も　俳優内藤剛志さんの心意気　記者コラム＜風＞ パラ卓球、仏の国際大会で単複2冠　憧れの先輩に導かれ…関西福祉大の北川さん「夢のよう」 林田中校区の学校地域協議会、結論出ず　姫路で初　一貫校検討も小学校存続の声強く

　市によると、８人のうち７０代女性は男性と同居し、店で受付業務をしていた。５０～７０代の男女６人はマッサージ師などとして勤務。８０代男性医師は９月３０日に店を訪れ、施術を受けた。
　男性経営者は、１０月１日以降は出勤していない。市は同店を消毒したが、感染対策は採られているとして営業自粛を求めなかった。店は７日以降は休業。客として利用し不安のある人は、相談窓口（ＴＥＬ０７９・２８９・００５５）へ。
　ほかに感染が確認されたのは３０代男性会社員▽７０代無職男性▽２０代の男子大学生－の３人。いずれも軽症という。（山本　晃）
【特集】目で見る兵庫県内の感染状況