「日本じゃないみたい」銀色に輝くススキの草原 映画ロケ地にもなった砥峰高原
2020/10/20 19:29
背後からの日の光でふわふわの質感が増すススキの穂波=兵庫県神河町川上
朝晩の肌寒さが増す中、兵庫県神河町の砥峰高原では約90ヘクタールの草原に群生するススキが見頃を迎えている。午後には差し込む光で穂が浮き上がり、雪化粧をしたように銀色に輝く。(小林良多)
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砥峰高原は作家村上春樹さん原作の映画「ノルウェイの森」などの撮影ロケ地としても知られる。今年は新型コロナウイルスの影響で屋外でのレジャーが人気を呼び、8月の来訪者は約1万人と昨年の2・5倍に。ススキがシーズンを迎えた今月も出足は順調だという。
妻や長女と訪れた三田市の男性(43)は「期待した以上のスケール。日本じゃないみたい」と散策に向かった。見頃は11月上旬まで。とのみね自然交流館TEL0790・31・8100