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鮮やかな青色の水を放出する消防艇。「BE KOBE」のモニュメントとの競演も人気だ=神戸市中央区波止場町、メリケンパーク(撮影・秋山亮太)
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鮮やかな青色の水を放出する消防艇。「BE KOBE」のモニュメントとの競演も人気だ=神戸市中央区波止場町、メリケンパーク(撮影・秋山亮太)

 新型コロナウイルスと闘う医療従事者や市民らを応援しようと、神戸市消防局水上消防署が8月下旬から週1回、神戸港で続ける「歓迎放水」が新たな“観光名所”になっている。毎週金曜の午後3時から約15分間、メリケンパーク(神戸市中央区)の数百メートル沖で、青や透明の水が勢いよく高さ40メートルの放物線を描く。放水目当てに訪れる人も増えており、コロナ禍で客船が減った港に文字通り、彩りを添えている。

 放水は従来、外国クルーズ船などに向けて行ってきたが、「コロナ禍の中、市民や神戸を訪れた観光客らを元気づけよう」と水上消防署(同市中央区港島3)の定岡由典(よしのり)署長が発案。コロナの治療に奮闘する医療従事者らへの感謝も込め、青色を選んだという。消防艇「たかとり」(全長約24メートル、46トン)が毎分1万1千リットル以上の海水を放出する。

 10月30日午後2時ごろ。同署前の浮桟橋で、隊員ら7人が準備を進めていた。海水に混ぜる青色の粉末は食用で無害だが、皮膚に付くと取れにくいため、慎重にポリタンクに投入する。

 同2時半に桟橋を出発し、その日の風向きや波の状況から最適な放水場所を探す。近づきすぎると陸地などに色が付く恐れがあり、遠すぎると見えにくいためだ。やがて無線で「10、9、8…」と秒読みが始まり「ゼロ」と同時に放水。鮮やかな青色の水を数分間放出した後、さらに岸壁に寄り、染まっていない海水の放水を10分ほど続けた。

 終了後は岸壁に消防艇を止め、見物客に説明も。約40人が「きれいだった」と感想を口にしたり、放水の意味を尋ねたりしていた。

 放水は12月25日まで続ける予定。荒天時や災害などによる出動時は中止の場合あり。放水の有無は市事業・イベント案内センターTEL078・333・3372

(堀内達成)

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