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「芝居は今の時代を映さないと意味がない」など数々の名言が並ぶ特別展会場=大阪市中央区、ワッハ上方
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「芝居は今の時代を映さないと意味がない」など数々の名言が並ぶ特別展会場=大阪市中央区、ワッハ上方

 「浪速のおかん」で知られた女性漫才師「ミヤコ蝶々」の生誕100年と没後20年に合わせた特別展が、大阪府立上方演芸資料館「ワッハ上方」(大阪市中央区)で開かれている。神戸にも住んだことがある蝶々。夫婦漫才の先駆けとしてコンビを組んだ南都雄二との未公開の漫才原稿や写真パネルなど約40点の資料を通じ、往時の活躍ぶりを知ることができる。

 蝶々は4歳のとき東京から神戸に移住。新開地で、父親がなじみだった横山エンタツから「一座を興しなはれ」と言われたことから、7歳で旅回り劇団の少女座長になった。

 戦後、ラジオ番組「漫才学校」の校長役で人気を得たほか、雄二と共に夫婦を招いて話を聞く「夫婦善哉(ぜんざい)」が大ヒット。舞台では脚本、演出、主演を担いながら自伝的な喜劇を上演するなど、才能を発揮した。

 同館は1996年の開館以来、上方演芸の発展に寄与した芸人を「殿堂入り名人」として毎年表彰、蝶々は2006年度、雄二と共に選ばれている。

 蝶々の遺品は自宅を改装した記念館で2008年から展示されていたが、18年に閉館。本展ではそこでの展示品など遺族から借り受けた31点を中心に構成する。

 漫才作家の秋田実の直筆で、個人所蔵の漫才原稿「お笑い買物講座」を初公開するほか、18歳の着物姿や漫才学校、「夫婦善哉」、プライベートでの旅行の写真なども展示。「うまくならんでもいいが、芸の品を落としたらあかん」「お客さまは親戚。好きなことを言うたらよろし」といった人柄をにじませる“蝶々語録”も並ぶ。在阪民放の協力で当時の番組も鑑賞できる。

 12月6日まで。(月曜休館。月曜祝日なら翌平日が休館)。無料。同館TEL06・6631・0884

(金井恒幸)

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