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多くの鉄器が出土した竪穴建物=淡路市舟木(淡路市教育委員会提供)
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多くの鉄器が出土した竪穴建物=淡路市舟木(淡路市教育委員会提供)
赤線が国史跡に指定された。黄線は保護を要するとされている=淡路市舟木(淡路市教育委員会提供)
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赤線が国史跡に指定された。黄線は保護を要するとされている=淡路市舟木(淡路市教育委員会提供)
舟木遺跡の地図(淡路市教育委員会提供)
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舟木遺跡の地図(淡路市教育委員会提供)

 国の文化審議会(佐藤信会長)は20日、兵庫県淡路市舟木の舟木遺跡など12件について、国の史跡に指定するよう文部科学相に答申した。弥生時代に鉄器生産の拠点となった集落で、遺跡が良好な状態で保存されていた点も評価された。

 兵庫県教育委員会によると、舟木遺跡は淡路島北部の西海岸から約2キロ離れた標高150~200メートルの丘陵上にあり、弥生時代後期から終末期(1世紀前半~3世紀前半)に鉄器生産を行う集落として栄えた。遺物から約40ヘクタールの広域に及ぶことが判明している。

 淡路市の調査では、鍛冶工房を含む竪穴建物20棟の跡が見つかり、釣り針などの漁具や小刀を含め、鉄器170点以上が出土した。九州産のヤリガンナや山陰地方の土器なども見つかっており、鉄器生産とともに、他地域との交易を担った拠点的な集落だったと考えられる。2016年には「国生みの島・淡路」が文化庁の日本遺産に選ばれ、舟木遺跡も構成文化財として認定された。

 国の史跡に指定されたのは、鍛冶工房跡など約3・4ヘクタール。これまで大きな地形の変化もなく、弥生時代後期の淡路を考える上で貴重な地域と評価された。今後、史跡を管理する同市が保存活用計画を策定し、保護しながら周辺の調査研究も進めていく。(斉藤絵美)

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