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触ってみたくなるような凹凸のある表面の作品が並ぶ会場入り口=兵庫県立美術館
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触ってみたくなるような凹凸のある表面の作品が並ぶ会場入り口=兵庫県立美術館

 絵画や彫刻を鑑賞する際の「目の働き」に着目した特集展示「視覚遊戯-美術と目の愉しいカンケイ」が兵庫県立美術館(神戸市中央区)の常設展示室で開催中だ。館蔵品から約90点を選び、「戯れのまなざし」「光」「現れた力と運動」など4章構成で紹介する。

 冒頭は、手で触れてみたくなるような不思議な表面の作品を中心に出展している。

 前衛グループ「具体美術協会」の元メンバー、松谷武判さんの作品は、液状のビニール系接着剤を利用。空気を吹き込み、風船のようにふくらませた接着剤の薄膜がしぼんだ痕跡が、奇妙な形となって画面中央にある。白一色の抽象画であり、レリーフ状のオブジェともいえる。目が不自由な八田豊さんの手になる平面作品は、和紙の原料となるコウゾを貼り付け制作。渋い色合いと、ごわごわとした質感が魅力的だ。

 ほかにも「錯視効果」を用いた絵画や、目に見えない重力の視覚化を試みた植松奎二さんの立体アートなどが並ぶ。

 会場を巡れば、人は目によって、色や形だけを捉えるのではなく、さまざまな視覚情報から手触りや重さ、時間なども想像し、読み取っていることを理解できるだろう。

 12月27日まで。月曜休館。500円ほか。同館TEL078・262・0901

(堀井正純)

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