女性看護師やクラスター施設利用者と同居男性など6人が感染 西宮

2020/11/07 16:05

西宮市役所=西宮市六湛寺町

 兵庫県西宮市は7日、市内外に住む10~60代の男女6人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれも軽症か無症状で、うち1人は県立西宮病院(同市六湛寺町)に勤める30代の女性看護師。同病院によると、患者と職員に濃厚接触者はおらず、院内で消毒などの感染症対策も講じているため、入院と外来診療は通常通り継続するという。 関連ニュース 兵庫の「GoTo」食事券 先着順から抽選に変更 尼崎と西宮で看護師の感染も 7日、兵庫で新たに31人 【速報】尼崎で新たに2人感染 20代の男性(7日)

 市と同病院によると、女性看護師は5日に発熱や咳などの症状があり、6日にPCR検査で陽性が確定した。2日まで勤務していたという。女性は新型コロナの患者を担当する病棟では勤務していないという。
 そのほか、10代男性と60代男性は、クラスター(感染者集団)が起きている障害者福祉施設「ドリーム甲子園」(西宮市枝川町)で、3日に陽性が判明した20代の女性利用者と同居していた。いずれも濃厚接触者として5日に検体を採取し、6日に確定した。
 50代の自営業男性は2日に発熱や頭痛があり、6日に抗原検査で陽性が確定。1日まで勤務していたという。40代の会社員男性は10月28日に発熱やのどの痛みがあり、5日に別の医療機関で検体を採取した結果、陽性と分かった。40代の無職男性は神戸市で確認された患者の濃厚接触者で、6日に陽性と判明した。
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