丹波市長選告示、現職ら3人立候補 市議選に23人

2020/11/09 17:18

丹波市役所=丹波市氷上町成松

 任期満了に伴う兵庫県丹波市長選と同市議選(定数20)が8日、告示された。市長選には、現職の谷口進一氏(67)=自民、公明推薦=と、ともに新人で元丹波市議会議長の林時彦氏(66)、元県職員の岩崎政義氏(65)の3人が、いずれも無所属で立候補した。市議選には現職18人、新人5人の計23人が立候補した。投開票はいずれも15日。 関連ニュース 「零票確認ガチ勢」って? 投開票日にトレンド入り 選挙カーで名前連呼、なんと得票効果 数値で実証 17歳高3、知らぬうちに選挙違反?

 同市では2004年の旧氷上郡6町の合併前から、市役所の統合庁舎整備が懸案となっている。本庁舎の耐用年数が28年度に迫る中、建設の是非が改めて市長選の争点に浮上している。地域経済の活性化や、最近相次いでいる不祥事の根絶なども市政の課題だ。
 谷口氏は、移住者の受け皿作りとして公園整備など子育て支援策を充実させたいと主張。林氏は市の統合庁舎整備計画の凍結を前面に出し、谷口氏との対立軸を鮮明にする。岩崎氏は改憲による国防軍の保持、幹線道路への歩道整備などを訴える。(藤森恵一郎)【丹波市長選・市議選の立候補者】こちら

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