県内新たに79人の感染確認 過去2番目の多さ 新型コロナ
2020/11/15 22:23
神戸新聞NEXT
 兵庫県は15日、新たに県内で10歳未満から80代までの男女79人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。14日と同数で、1日当たりの新規感染者は12日(81人)に次ぎ2番目の多さ。1週間平均の陽性者数は65・1人で過去最多を更新した。また、宝塚市内の病院と神戸市内のボクシングジムでクラスター(感染者集団)が発生した。
          
            関連ニュース
            
              クラスターの武庫川女子大 新たに学生11人陽性                        
              兵庫・尼崎で17人の感染確認 未就学児から70代までの男女                        
              公演中の劇団員8人感染、観客600人検査なし大丈夫? 神戸市は劇場名公表せず                        
 神戸市27人▽姫路市8人▽尼崎市17人▽西宮市1人▽県所管分26人。
 県は「宝塚リハビリテーション病院」でクラスターが起きたと明らかにした。70、80代の入院患者8人と職員2人が陽性で、いずれも軽症か無症状。同病院関連は計15人になった。同じ病棟の患者や職員という。
 県議会事務局は、加古川市選出の松本裕一県議(51)=自民党=の感染を公表。同僚議員や事務局職員に濃厚接触者はいないという。県警は、芦屋署の交番勤務の20代女性署員の感染を明らかにした。接触のあった署員5人と交番相談員1人を自宅待機にした。
 神戸市は、発表済みの感染者に市内のボクシングジムの利用者7人とスタッフ1人が含まれ、クラスターが発生していたとの認識を示した。ジムは会員制で感染の恐れがある範囲を特定できているとして、施設名は非公表にした。
 尼崎市立小、中学校の児童生徒3人の感染も判明。16日は両校とも休校する。
【特集】目で見る兵庫県内の感染状況