丹波市長選 新人林氏が初当選
2020/11/16 00:45
林時彦氏
任期満了に伴う丹波市長選は15日投開票され、無所属の新人で元丹波市議会議長の林時彦氏(66)が、現職の谷口進一氏(67)=自民、公明推薦=と、新人で元県職員の岩崎政義氏(65)を破り、初当選を決めた。
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市役所本庁舎の耐用年数が2028年度に迫る中、分庁舎を集約する統合庁舎の整備などが争点となった。
林氏は8月から地域を回り市民が求める政策を聞くとともに、谷口氏の市政運営の問題点を説明。選挙戦では市が示す統合庁舎整備計画の凍結と、新型コロナウイルス対策として全市民への5万円給付案を公約に掲げ、支持を広げた。
谷口氏は公園整備など子育て支援策の充実化などを訴え、林氏の公約にも反論したが競り負けた。岩崎氏は改憲による国防軍保持などを唱えたが伸びなかった。
23人が立候補した同市議選(定数20)も同日投開票された。
(藤森恵一郎)
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