三田のクラスター発生のグループホーム 新たに14人感染、計25人に

2020/11/26 18:40

国立感染症研究所で分離された新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真像(同研究所提供)

 兵庫県三田市内初のクラスター(感染者集団)の発生が確認されている認知症グループホームのユピテル三田(同市中町)は26日、新たに入所者と職員計14人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。感染者は計25人となった。 関連ニュース 「倒産します、すいません」ぼろ泣きでLINE送り続けたアパレル経営者 専門家、ソーシャル・ディスタンスは「少なくとも2年は続く」 「会社辞めるか、奥さんが辞めるか」看護師と家族に誹謗中傷 クラスター発生の病院

 同施設によると、新たに感染が分かったのは、入所者4人▽デイサービスの利用者3人▽職員7人。感染した25人の内訳は、入所者9人▽利用者8人▽職員8人-となった。
 26日までに濃厚接触者ら55人を検査し、13人の結果はまだ出ていないという。感染者がさらに増える可能性がある。
 また、25日までに入所者とデイサービス利用者各2人、職員1人の計5人が入院したことも明らかにした。(高見雄樹)
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