新型コロナ 明石市民病院の女性看護師が感染

2020/11/30 16:23

明石市役所=明石市中崎1

 兵庫県明石市は30日、新たに市内在住の20~50代の男女計4人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。うち1人は、市立市民病院(鷹匠町)に勤務する20代の女性看護師で、市によると院内に濃厚接触者はおらず、同病院は通常通り業務を継続している。 関連ニュース 丹波国際映画祭 グランプリに、手話を守る闘い描いた「ヒゲの校長」 谷監督、当事者起用し表現追求 学校の楽しさ伝えたい サポート校「青楓館高等学院」で文化祭 24日に一般公開 稲美2児放火殺人事件3年 「今もずっと悲しみの中」 両親、控訴審初公判向け準備

 市によると、女性看護師は感染者専用病棟に勤務。28日から頭痛などの症状があり、29日にPCR検査で陽性が分かった。26日は準夜勤(午後4時半~翌午前1時15分)、休日を挟んで28日が日勤(午前8時半~午後5時15分)で通勤には自家用車を使っていた。軽症で、患者や同僚に濃厚接触者はいないという。
 ともに50代自営業の男性と女性は、27日に感染が分かった20代男子大学生の両親。濃厚接触者として28日に検査を受け、陽性が判明した。男性は軽症、女性は無症状。このほかの同居家族についても調べる。
 40代の男性会社員は市外の会社勤務。市外の感染者の濃厚接触者として23日に検査を受けたが、いったんは陰性が出た。その後も症状が続くため、28日に再び検査したところ、陽性が確認され、軽症という。(小西隆久)
【特集】目で見る兵庫県内の感染状況

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