豊岡・竹野沖にイルカの群れ 地元ダイバー撮影に成功

2020/12/11 19:38

竹野沖の海中で撮影されたイルカの群れ=10日午前(田中陽介さん提供)

 兵庫県豊岡市竹野町竹野の猫崎半島沖約500メートルの日本海で10日、地元のダイビングインストラクター田中陽介さん(39)がイルカの群れを撮影した。城崎マリンワールド(同市瀬戸)によると、バンドウイルカとみられる。4~7月には但馬の海でもよく目撃されるが、冬場は珍しいという。 関連ニュース 強い寒気、兵庫でも北部中心に積雪 JR、夕方から一部列車を運休 冬場の山あいを彩るカラフル餅すだれ 新温泉町で生産ピーク いとしや竹野、住民と踊る相撲甚句 豊岡・KIACに滞在、3組の美術作家 伝統行事や魅力掘り起こす

 田中さんは同日昼前、釣りをしようと船で海に出た際に、イルカを見つけた。広い範囲に約50匹が見えたといい、船と並んで泳ぎだしたため、スマートフォンなどで撮影した。
 田中さんは「イルカは年に数回見る機会があるが、船についてくるケースや、こんなに大きな群れは珍しい」と驚いていた。(阿部江利)

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