「一年」の移ろい、光りと音で幻想的に 姫路城で18日から催し

2020/12/16 20:37

光と音楽で四季を表現する「姫路城フォーシーズンファンタジア hitotose」=16日夜、姫路市本町(撮影・小林良多)

 世界文化遺産・国宝姫路城を背景に、光と音楽で四季を表現する「姫路城フォーシーズンファンタジア hitotose」の報道関係者向けの内覧会が16日夜、姫路城三の丸広場(姫路市本町)で開かれた。18日から観覧が始まる。 関連ニュース 【写真】日本新三大夜景 神戸を抜いた北九州市担当者に聞く 関西最大級、LED電球500万個 神戸で光の祭典 巨大マツバガニ 過去20年で最大の2キロ超え 香住漁港で水揚げ

 新型コロナウイルスで季節を楽しむ余裕もなかった2020年、幻想的な演出で「一年」の移ろいを感じてもらおうと姫路市が企画した。
 三の丸広場を四つのゾーンに分け、スモークも活用しながら大天守をバックに計約14万5千個の発光ダイオード(LED)照明やバルーンを配置。ゾーンごとに春夏秋冬の情景が浮かび、落ち着いた音楽とともに心を和ませてくれる。
 拡張現実(AR)アプリを活用し、スマートフォンなどで桜や花火の動画も楽しめる。
 27日まで。午後5時半~9時で、観覧は無料。感染防止のため検温や入場制限を実施し、見学ルートは一方通行とする。姫路市観光推進課TEL079・221・1500
(井沢泰斗)

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