来夏の兵庫県知事選 元加西市長、中川暢三氏が立候補へ

2020/12/18 19:15

兵庫県庁=神戸市中央区下山手通5

 来年夏に予定される兵庫県知事選に、元兵庫県加西市長の中川暢三氏(65)が無所属で立候補する意向であることが18日、分かった。中川氏は23日に会見し、正式表明する。 関連ニュース 公用車を最高級車「センチュリー」変更で「車種や価格ばかり強調された」 「維新」候補数人に絞り込み 来夏の兵庫県知事選 来年早々にも擁立へ センチュリーに公用車変更「一度乗ってみて。知事車にふさわしい」 兵庫県知事会見

 中川氏は加西市出身。2005年から同市長を2期6年務め、12年には公募制度で大阪市北区長に起用された。兵庫県内では17年の知事選や神戸市長選、昨年は三田市長選などに立候補。16年の東京都知事選など県外の大型選挙にも立候補したが、いずれも落選した。
 中川氏は神戸新聞の取材に「政党や政治家の思惑で知事が決まるのはおかしい。政策を戦わせる選挙にしたい」と話した。
 次期知事選を巡っては、5期目の井戸敏三知事(75)が11日、来年7月末の任期満了で退任する意向を表明。県議会最大会派・自民党が近く、金沢和夫副知事(64)に立候補を要請する方針を決めている。(紺野大樹)

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