関西広域連合が年末年始緊急宣言「帰省や外出自粛を」
2020/12/19 22:10
国立感染症研究所で分離された新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真像(同研究所提供)
関西などの8府県と4政令指定都市でつくる「関西広域連合」は19日、新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、帰省や外出の自粛などを呼び掛ける「関西・年末年始緊急宣言」を出した。同日、大阪市内で各府県の知事や市長らが出席して開いた会合で決めた。
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宣言は「一部の地域では医療体制が逼迫(ひっぱく)している」と指摘。感染拡大地域への不要不急の外出や、忘年会・新年会を控えるよう求めているほか、帰省は各地域の実情に応じてできるだけしないよう呼び掛けた。
連合長が井戸敏三兵庫県知事から仁坂吉伸和歌山県知事に代わってから初の会合。
2022年5月に関西を中心に開催を予定する生涯スポーツの世界大会「ワールドマスターズゲームズ」の組織委員会会長も18日付で井戸氏から仁坂氏に交代した。井戸氏は副会長に就いた。