不正請求２６６件、虐待の施設長ら逮捕で発覚　神戸の放課後等デイサービス施設

　神戸市は２３日、同市北区の放課後等デイサービス施設「ホアロハ」（廃業）が昨年２月～今年７月、障害児通所給付費など２８５万円を不正に受領していたと発表した。市は４割を加算した約４００万円を運営法人から徴収する。 関連ニュース 「自分たちも稼いでいる」不正書類でＦＸ契約疑い、６人逮捕 同好会「休日指導」はウソ、「会場で見かけたことに」と口裏合わせ　高校教諭処分 逮捕歴ある職員、神戸市なぜ採用？　女児にわいせつ、過去に同様の事件

　利用者の女子中学生を虐待したとして、９月に施設長と職員が逮捕されたことを受けた市の監査の中で発覚した。市によると、利用者が来ていない日やキャンセルがあった日などにも、サービスを提供したとする記録票を作成していた。不正請求の件数は２６６件に上るという。（長谷部崇）