姫路出身の名倉潤ら NHK「おちょやん」兵庫ゆかりの出演者続々

2020/12/27 18:00

「おちょやん」に出演する名倉潤(NHK提供)

 NHK連続テレビ小説「おちょやん」には、神戸大出身で兵庫県尼崎市在住の落語家桂吉弥の他にも兵庫ゆかりの出演者が登場している。 関連ニュース トータス松本、朝ドラ出演「正直に言えば、ちゅうちょした」 尼崎市で過去最多 31人のコロナ感染発表 26日 西宮で12人が新型コロナ感染 1人が中等症 26日

 兵庫県姫路市出身でお笑いトリオ・ネプチューンの名倉潤は、ヒロインが奉公する芝居茶屋「岡安」の主人・岡田宗助役。ドラマは苦手で「向いている顔だと思っていない」としながらも、「今回はとろけるような甘いお父さん。ニコニコしていたい」と話す。
 宗助は妻のシズに一目ぼれし、婿養子として岡田家に入ったため、シズには頭が上がらない。温和で優しい性格で、シズやヒロインの千代を優しく支える。
 宗助について「愛があふれる人で、妻や娘のみつえ、そして千代のことも大好き。おっちょこちょいな所や、かわいらしい所をうまく演じたい」と役作りに余念がない。
 「岡安」のライバルの芝居茶屋「福富」のおかみ・富川菊役は、芦屋市出身の女優いしのようこ。福富は老舗で、そこからのれん分けした店が岡安。競争関係にあり、菊と岡安のおかみ・シズとはいつも張り合う。
 シズがピンチになると、ほくそ笑んで機嫌が良くなる菊を、「分かりやすい性格で、台本を読んで思わず笑ってしまうほど。思うことを隠さず、その時の感情で言えるのはうらやましい」という。
 プライドの高さや夫と息子が商売に身が入らないことから、「登場するたびにイライラしている。また怒っているのと、テレビを見ている人にくすっと笑ってもらい、広い心で受け止めてほしい」。(金井恒幸)

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