姫路市立動物園のオオタカが逃げる 園舎の鍵掛け忘れ

2020/12/28 20:40

姫路市立動物園から逃げたオオタカの「八重姫」(同園提供)

 兵庫県姫路市立動物園(同市本町)は28日、飼育している雌のオオタカ(3歳)が猛禽舎から逃げたと発表した。神経質な鳥のため人を襲う可能性はないという。 関連ニュース 2万羽に1羽 民家の庭に白いスズメ 警察犬ムック「さすがの働き」行方不明男性を発見、3回目の表彰 町長もびっくり、ナマズと思いきや国の天然記念物

 全長65センチ、体重1・3キロ。江戸時代に姫路城で行われた「鷹狩り」を再現しようと昨年1月に購入し、「八重姫」と名付けられた。
 同園によると27日朝、飼育員が清掃で猛禽舎に入った際、扉の隙間から飛び去った。本来は二重扉の外扉の鍵を閉めてから内扉を開けるが、今回は掛け忘れていた。しばらく城周辺を飛び回っていたが、28日昼ごろ見失ったという。
 左右の脚には個体識別用のリングが付いており、29日以降も周辺の森などを捜す。同動物園TEL079・284・3636
(井沢泰斗)

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