兵庫県明石市は12日、いずれも市内在住の10歳未満男児、20代男性会社員(市外の会社勤務)、80代無職男性2人の計4人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。軽症で入院していた60代無職男性が死亡し、市内で確認された死者は計6人となった。
市によると、60代男性は昨年11月に感染が分かり、軽症で入院。持病があり、死因は不明だが新型コロナが疑われるという。
10歳未満の男児は、市外で陽性が判明した家族の濃厚接触者としてPCR検査を受けた。軽症。8日まで市内の保育所に通っており、この保育所は12、13日を臨時休業とした。市は園児と職員計20人を検査する。
80代男性1人と20代男性会社員はいずれも家族の濃厚接触者。残る80代男性も市内で陽性が分かった患者の濃厚接触者だった。いずれも軽症で、入院先を調整している。(小西隆久)
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