JR西日本は山陽線の姫路-英賀保間の新駅設置について、国土交通省近畿運輸局に認可を申請したと発表した。1~2カ月で認可される見通しで、2026年春の開業を目指す。
新駅は、現在姫路市が再整備計画を進めている手柄山中央公園(姫路市西延末)の北西部の玄関口に設ける予定で、姫路駅から西に約1・8キロに位置する。
JR西によると、駅は橋上駅舎で、2ホームとする。駅施設の総事業費は約31億円。同市が国庫補助を含めて3分の2、JR西が3分の1を負担する。
同公園では26年秋に新体育館や新市民プールなどがオープンする予定で、年間約160万人の利用者がさらに増えることが見込まれている。新駅設置による交通アクセスの改善に向けて、JR西と同市が16年に覚書を締結していた。(前川茂之)
