任期満了に伴う兵庫県朝来市長選(4月18日告示、同25日投開票)に、同市議の太田茂氏(65)が無所属で立候補する意向を固めたことが19日、分かった。近く正式に表明する方針。
太田氏は同市出身で、大阪経済大を卒業後、和田山町(現朝来市)に入庁。市都市環境部長や理事などを経て、2017年の同市議選で初当選した。
神戸新聞社の取材に対し、太田氏は「長年勤めた市職員や市議としての経験を生かし、持続可能なまちづくりを進める。その上で、元気で魅力的な交流文化都市を目指す」と話し、インフラ投資による中心市街地のにぎわい創出などに意欲を示した。
同市長選で立候補の意向が明らかになるのは初めて。現在3期目の多次勝昭市長は今期限りでの引退を表明している。(竜門和諒)
